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2012年6月4日月曜日

2012年6月1日

ハワイのワイキキから自転車で30分くらい走ったところに韓国系アメリカ人がやっている
GUN SOURCEというガンショップがあります。
インターネットでみつけました。
無論観光客なんかいません。

自転車をレンタルし、嫁を放っておいて一人で行ってきました。(ハネムーンなのに)
生のガンショップオーナーと話す機会は滅多にないので会話録を残す次第です。

カランカラン…
店に入るとショーケースに並んだ拳銃、カウンターの奥にズラリとライフルが並んでいました。
日本のエアガンショップみたいです。

店員「やあ、何か用かい?」
管理人「観光でハワイ来てるんだけど、お土産を探してるんだ」
店「へぇ、ここは観光客は滅多にこないんだけどね。何がいいの?」
管「銃は持って帰れないからパーツとかあるかな?」
店「アクセサリね、そこらへんにあるよ」
管「ありがとう」

………しばし店内物色…
これはどうやって使うのか、なんて聞きながら。

店「君はどこから来たの?韓国?」
管「日本だよ」
店「日本人か!ここは韓国系が多いんだよ」
管「ああ、どうりで韓国語の看板をよく見かけたわけだ」
 「10年くらい前に韓国語をならっていたことあるよ。(韓国語で自己紹介)」
店「スゴい!おじいちゃんみたいだ!」
管「あなたは話せないの?」
店「僕はサードジェネレーションだからね。母は少し話せるけど」
管「ん?その腰に付いているのはグロック?」
店「そうだよ?」
管「怖えー…」
店「HAHAHA!!でも外に持って出ちゃいけないんだよ。ハワイ州の法律でね」
 「日本人は銃は持たないのかい?」
管「日本の法律では持っちゃいけないんだ」
店「なんだって!」w(゚o゚)w
 「じゃあ日本人は週末なにをしているんだい!?」
管「週末?買い物とかデートとか…」
店「シューティングレンジに行って銃を撃ったりしないの?」
管「え?しないよ?オモチャの銃で撃つことはあるけどポピュラーじゃないね」
 「日本人は銃が嫌いなんだ」
店「信じられん…でもポリスマンは銃をキャリー(携帯)しているんだろ?」
管「ポリスはね。でも一般人は持てないよ。法律でね」
 「ところで、グロックのアクセサリが多いけどアメリカじゃグロックがポピュラーなの?」
店「そうだね、一番人気があるね。メンテナンスは簡単だし、軽いし、耐久力もあるからね」
 「あとはSIGが人気かな。ルガーもいいけどウチではおいてないね」
管「ふーん、でもワイキキで撃ったグロックやSIGは何度かジャムしたよ」
店「うんうん、観光客向けにやっているシューティングレンジはハードに扱うからね」
 「普通はジャムしないよ。子供も持っているくらいさ」
管「僕は1911が好きなんだけど、こっちだとどうなの?」
店「1911ね!みんな大好きさ!ここに並んでいるのはみんな1911系だよ」ホラホラ
管「1911のポリマーホルスターあるかな?」
店「うーんと…ごめん、ポリマーのはないね。レザーのはあるけど」
管「………」ガッカリ
店「でも日本じゃ銃を持てないんだろ?」
管「うん。でもオモチャの1911は3つ持ってるよ」
店「スゴい!銃が好きなんだね。ところでさ!君はホンモノ撃ったことある?」
管「もちろん!ワイキキで毎日撃ってるよ」
店「マジで!?よっぽど銃が好きなんだね。何を撃ったの?」
管「1911、SIG、グロック、S&Wの44、ライフルはM16とかAKとか、FALとか」
 「思うに、ここは天国だよ!」
店「HAHAHA!スゴいね」
 「ココヘッドだろ?今度そこでシューティングパーティがあるから行ってみるといい。はい、チラシ」
管「ありがとう。でも今日帰国するのよ」(´Д`|||)
店「気の毒に。これ凄いんだぜ?」
 「ところでこれは撃ったことあるかな?」ゴトリ…
管「OH!」
店「スゴいだろ!デカイだろ!デザートイーグルだぜ」(自慢げ)
管「でけぇ!」
店「持ってみな。ヘビーだよ!」
管「いいの!?…う、重い!こんなのキャリーできないね」
店「弾はこれだよ」
管「これもデカい!撃たれたら死ぬね(笑)」
店「そりゃ死ぬさ、熊だって一撃だよ!でもデカすぎて誰も買ってくれないんだ」
店&管「HAHAHA!」

店「君は次はいつ来るの?」
管「嫁がシューティングにハマっちゃって、来年もハワイに来たいって言ってるからね」
 「たぶん来年かな」
店「そうか、嫁さんも撃ったのか。彼女の方がうまかったろ」
管「そうなんだよ、なんで分かったの?」
店「大体女性の方がうまいんだ。来年も来るんだったら1911のホルスターはとっといてあげるよ」
管「いいの!?」
店「ああ、君は銃が好きみたいだからね。そこの棚に仕舞っておいてあげる」
 「これ、ウチのショップの名刺ね」
管「ありがとう、また来るよ!」


そんな感じ。

さてさて、自転車に乗ってワイキキに帰ろうとしたとき、
「あれ?オレってこんなに英語話せたっけ…?」σ(゚・゚*)ェ…

大した会話じゃなかったけど、話していることはちゃんと理解できたし…
人間、好きなことをしていると思わぬ力を発揮するようで…

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